小説の書き方の基本ルール7選|初心者が守るべき最低限の文章作法とは

初心者マークとパソコン

 

ショウヘイ
 どうも、ノマドクリエイターのショウヘイ( @shohei_creator )です。 
ふーちゃん
 ブログアシスタントのふーちゃんです。 

 

小説を書く時には、正しい文章作法を守ることが大切です。文章作法を守れていない小説は、体裁が整っていないことにより、稚拙な雰囲気が漂います。

目の肥えた読者であれば、小説の体裁になっていないというだけで、すぐに立ち去る( Web 小説ならブラウザバック)でしょう。

 

今回の記事では、小説を書き始めた初心者向けに、小説を書く時に守るべき基本ルール7つを紹介します。

 

ショウヘイ

まずは小説を書くための基本ルールを身につけて、読者から見苦しく思われない文章を書けるようになりましょう。

ふーちゃん

ちなみに、より詳細な小説の文章作法については、こちらの記事にまとめてありますよ。

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目次

小説の書き方の基本ルール1:段落の始まりは1字下げる

 

小説の『最初の一文を書き始める時』や『段落を変えて書き始める時』は、文頭に全角の空白を1つ入れて、字下げしましょう。

字下げの正しい使用例

_最初の一文を書き始める時は、行頭に全角の空白を1つ入れましょう。

_また、段落を変えて書き始める時も、行頭に全角の空白を1つ入れましょう。すると、新しく段落が始まるところが分かりやすくなります。

 

 

 

小説の書き方の基本ルール2:文末に句点をつける

 

小説の一文を書き終えた後には、目印として句点(。)をつけます。こうすることで、どこで文が切れるのか分かりやすくなります。

句点の正しい使用例

小説は、大量の文を並べて構成します。1つ1つの文の区切りが分かることは、小説を読み進めていくために、とても重要です。

句点の誤った使用例

もしも、句点を使わずに文を書いてしまったら、大変なことになりますどこで一文が終わるのか、分からなくなるからです読みづらい文章は、読者にとって多大なストレス源になってしまいます気をつけましょう 

 

 

 

小説の書き方の基本ルール3:意味の切れ目や息継ぎの部分に読点をつける

 

小説の一文の中でも、『意味が切れる場所』や『音読したら息継ぎする場所』には、読点(、)をつけます。

読点の正しい使用例

適切な位置に読点をつけることで、とても文が読みやすくなります。読点をつける位置は、厳密に決まっていません。あなたの好きな位置に、読点をつけてください。

句点の誤った使用例

ただし、読点を、つけすぎると、文が、ぶつ切りに、なってしまいます。あまりにも、読点の多い、文章は、読んでいて、不快な、気分になります。 読点を、つける時は、適切な個数を、心がけましょう。

 

 

 

小説の書き方の基本ルール4:会話文はカギ括弧「」で囲う

 

小説の登場人物の発言を意味する文は、始まりと終わりをカギ括弧「」で囲います。

すると、小説の地の文と会話文の区別がつきやすくなります。

カギ括弧の正しい使用例

小説は、地の文と会話文が繰り返されることによって、構成されています。登場人物の発言をカギ括弧で囲うことによって、読者は、 「あ、この文は、登場人物の●●の発言なんだな」 というように、小説の内容を理解しやすくなります。

カギ括弧の誤った使用例

地の文と会話文の区別がつかないと、とてもややこしいことになります。 登場人物が何か発言していたとしても、読者には、地の文にしか見えないからです。 あれ、なんか文脈がおかしいぞ。まるで●●が何か言ったような……って、この一文、●●の発言じゃん。カギ括弧が無いから、気づかなかったぞ。 という事態が起きかねないので、登場人物の発言は、カギ括弧で囲むようにしましょう。

 

 

 

小説の書き方の基本ルール5:会話文の終わりには句点をつけない

 

小説の登場人物の発言の部分は、カギ括弧で囲みます。その時、会話文の最後には、句点をつけません。つまり、閉じ括弧 」の直前には、句点は不要です。

小説の句点のつけ方は、地の文と会話文では、異なります。混同しないように注意してください。

会話文の句点の正しい使用例

「誰かの発言を意味する会話文では、文末に句点をつけません。なお、あくまでも、最後の一文に句点をつけないだけなので、途中の文については、きちんと句点をつけてください」

会話文の句点の誤った使用例

「会話文の終わりに句点をつけると、こんな感じになります。」

「誤った句点の使い方なので、注意してくださいね。」

 

 

 

小説の書き方の基本ルール6:感嘆符(!)や疑問符(?)の後に空白を入れる

 

小説で感嘆符付(!)や疑問符(?)を使った後、段落を変えずに続けて文を書く時は、直後に全角の空白を1つ入れます。

感嘆符・疑問符の正しい使用例

小説を書き始めた初心者は、やってしまいがちですが! 感嘆符・疑問符を使った後に、段落を変えずに文を続けて書く時は、全角の空白を1つ入れましょう。

ちなみに「え、そうなの?」というように、カギ括弧を閉じる直前に使った感嘆符・疑問符については、空白を入れる必要はありません。

感嘆符・疑問符の誤った使用例

感嘆符・驚嘆付を使った後に、空白を入れずに文を書き続けると、こんな感じになります!文と文が詰まって見えるので、読みづらいですよね?だから、感嘆符・驚嘆付を使った後には、基本的に空白を入れるというわけです。

 

 

 

小説の書き方の基本ルール7:三点リーダーとダッシュの個数は偶数

 

沈黙や余韻などを表現する時に使う三点リーダー(…)とダッシュ(ー)は、偶数個で使うことがルールになっています。

要するに、記号を2個ずつ使いましょう。

三点リーダーとダッシュの正しい使用例

三点リーダーとダッシュは、2個ずつで使います。言い換えれば…………4個のように、2の倍数個を使えます。あまり長いと鬱陶しいですがーーーーーーーー8個も並べて使っても OK です。

三点リーダーとダッシュの誤った使用例

2の倍数個を使うということは、3個や5個………つまり奇数個の使用は駄目ってことですね。

ちなみに、三点リーダー(…)と中黒(・)は、別物です。中黒を並べて三点リーダーの代わりにすると、不格好になってしまうので・・・・・・気をつけましょう。

 

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